情報処理科で学ぶこと
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情報処理科とは?学ぶことや関連業種・仕事について解説

 パソコンやITスキルが欠かせない現代社会において、教育機関の「情報処理科」は将来性の高い分野として注目されています。IT人材の需要が年々高まる中、情報処理科での学びは就職やキャリア形成にも大きく役立ちます。 今回の記事は情報処理科とは何かをはじめ、学ぶこと、関連する業種、仕事などを解説します。
「情報処理科とは何?学ぶことは?」といった疑問をお持ちの方はぜひチェックしてください。

情報処理科とは?

 高校や専門学校などの教育機関に設置されている学科のひとつで、情報技術に関する基礎的な知識やスキルの習得を目指す分野です。

パソコンなどのIT機器の操作、情報の取り扱いに関する基礎を学ぶカリキュラムが組まれており、学校によっては、実習や資格取得支援が充実しており、実務を意識した教育が行われています。

情報処理科で学ぶこと

 情報処理科で学ぶこととして「プログラミング」「ネットワーク」「データベース」「情報セキュリティ」などが挙げられます。

プログラミング

 コンピュータに命令を与えるための言語(例:Java、C言語、Pythonなど)を学びます。基本的な文法の理解から始まり、条件分岐や繰り返し処理、関数の使い方、アルゴリズムの考え方など、実際に動くアプリやシステムを作るための土台を習得します。応用として、Webアプリケーションやスマートフォンアプリの開発、ゲーム制作などを題材に実践的な開発演習を行うこともあります。

ネットワーク

 インターネットをはじめとする通信技術の仕組みを学びます。LANやWANといったネットワークの種類、IPアドレスやルーティングの概念、ネットワーク機器(ルータ、スイッチ)の役割などを理解し、安全で効率的な通信環境の構築に必要な知識を身につけます。さらに、ネットワーク障害時の対応や、サーバの立ち上げ、クラウドとの接続といった実践的な内容がカリキュラムに組み込まれていることもあります。

データベース

 大量の情報を効率良く蓄積・検索・管理する方法を学びます。代表的な言語であるSQL(Structured Query Language)を使って、データの登録、更新、削除、検索などの操作を行う方法を実習を通して習得します。ビジネスやシステム開発において重要なスキルの一つです。また、正規化やリレーション、データベース設計などの理論的な知識も学び、安定したシステム構築の基礎力を身につけることができます。

情報セキュリティ

 個人情報や企業の機密情報を守るための基礎知識も学びます。ウイルスや不正アクセスへの対策、セキュリティポリシー、暗号化技術、ファイアウォールの仕組みなど、情報を安全に取り扱うための知識などが含まれます。実際のサイバー攻撃事例や最新のセキュリティ技術にも触れながら、リスクマネジメントや情報倫理についても学ぶことで、社会に出てからのトラブル回避力を養えます。

情報処理科に関連する業種・仕事

 情報処理科で学んだ知識やスキルは、様々な業種や職種で活かすことができます。代表的なのが、システムエンジニアやプログラマなどのITエンジニア職です。企業の業務システムやアプリケーションを開発・運用する役割を担い、現代社会において欠かせない存在です。 また、社内のネットワークやシステムの管理、トラブル対応、セキュリティ対策などの業務を担う一般企業のIT部門も関連する分野です。
今後は、AI(人工知能)やロボティクスといった先端技術の発展に伴い、それらを開発・活用できる人材の需要が高まることが予想されています。それらの新しい分野でも情報処理科での学びが活かされます。

本校の情報処理科について

 本校、船橋情報ビジネス専門学校では、学生一人ひとりの能力をより高く引き出す指導体制を整えています。 そのため、応用情報技術者試験や高度情報処理技術者試験といった難関国家資格にも、合格実績があります。 そうした高難易度資格にここまで挑戦・合格させているIT専門学校は、全国的にも非常に稀であり、本校の“面倒見の良さ”と“本物の教育力”を証明する実績のひとつです。

情報処理科の特徴

 IT業界で求められる知識や技術だけでなく、仕事に向き合う姿勢やチームでの協働力も重視した教育を行っています。基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の合格を目指す指導体制が整っており、オリジナル教材や試験対策授業が充実しています。
実務を意識したカリキュラム構成で、授業ではシステム開発やアルゴリズム、ネットワーク、情報セキュリティなどを総合的に学びます。さらに、チームでのアプリ開発やプレゼンを通じて、現場で求められる仕事力やコミュニケーション力も自然と身につけられる環境を整えています。実践力の習得と資格取得を両立しているのが、本校の情報処理科の大きな強みです。

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情報処理科に興味がある方へ

 教育機関の情報処理科とは、IT社会を支える基盤技術であるプログラミングやネットワーク、データベース、情報セキュリティなどを体系的に学ぶ学科です。授業を通じて、資格取得と同時に現場で活きるスキルも習得できるため、システムエンジニアやプログラマなど多様なIT職種への道が開かれます。
近年では一般企業のIT部門やWeb系職種、セキュリティ分野など活躍の場も拡大しています。2年間の学習から将来IT業界で活躍したいと考えている方には最適な学科です。
情報処理科に興味がある方、進路で悩まれている方はぜひ参考にしてみてください。また、本校の情報処理科に関心がございましたら詳細をご覧いただき、オープンキャンパス、学校見学会にもぜひ足をお運びください。