Topics

  1. ホーム
  2. Topics

2020/10/14

管理栄養士による特別授業を実施しました!

 こども学科3年生が姉妹園の夏見台幼稚園・保育園で管理栄養士を務める福田 真季先生をお招きして特別授業を受講しました。
保育園では保育士以外にも、管理栄養士、看護師など、専門職の方が働いており、一丸となって、子どもたちの命を守り、育てています。そのような横のつながりを大切にし、お互いの専門性を合わせて、子どもや保護者を支援していく仕事であるということを肌で感じてほしいと思い特別授業を企画しました。

出汁の取り方

 想像以上の鰹節の量でとても多くてびっくり!学生たちも「こんなにいれるのー!?」と声が漏れていました。部屋の中は出汁のいい匂いでいっぱいでした。実際に給食室で出汁をとっていると、こどもたちも「いいにおい~」って言うそうです♪

食材の説明

 お野菜の切る厚さはとてもざっくり!同じ野菜でも、その日、その時の物によって火が通る時間が全然違うそうです。また、にんじんなども部位によって、やわらかさが違うので、離乳食の時期によって使う場所を工夫しています。

プロの仕事に圧倒!

 学生たちが驚いたのが、福田先生の手際の良さです。ガスコンロ6個とお鍋をフル稼働させて、さまざまな料理が瞬く間にできあがっていきました。リンゴの皮は、あっという間にするっと剥かれ、まるで魔法のようでした。学生からも驚きの声があがると福田先生は「リンゴの日は50個くらい剥くからねー」と、明るく答えてくださいました。

完成した離乳食を試食

 発達時期に応じて、どれくらいの大きさで、どれくらいの固さで、作っていくのかは教科書だけではわかりません。実際にお鍋をのぞいて、出汁の香りや煮込む時間を感じ、大きさを見て、味見をし、五感全部で学んでいきます。

おわりに

 学生たちの真剣な態度はノートや姿勢にも表れていました。2年生は一コマだけ後ろから見学させてもらいました。こども学科の学生にとって大変有意義な授業になったと思います。来年もやりましょうね♪