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「フリーター・ニートになる前に受けたい授業」 
改めて2年前の授業ビデオを見るとさすがに恥ずかしくなってきました。
今の話術は随分変わりました。
改めてビデオはアップしようと考えております。  H19.5月鳥居徹也
中学1年生への授業
(約30名 50分)
H17.6.28実施
高校1年生への授業
(約350名 50分)
H17.6.8実施
授業アンケート公開!
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文部科学省委託事業『フリーター・ニートになる前に受けたい授業:全国出張キャラバン』
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人間の情報処理のパターンは粗くいうと、3つに分けられます 。

1.「目」で理解するタイプ(ビジュアル指向)
2.「耳」で理解するタイプ
3.「感覚」として理解するタイプ(体験指向)


このことについて経営学者のドラッガーは、部下が上司とうま く付き合うコツとして
次のように書いています。すなわち…
 
部下は上司の癖を見抜かねばならない。
その上司が「目」で理解するタイプなら必ず、メモで報告する。
上司が「耳」で理解するタイプなら口頭で解説する。
その逆をするとコミュニケーションが成立しないので気をつけろ、と。
そしてまれに、しゃべりながら確認したいタイプの上司(体験してじっくり味わう)がいる…。


これはNLP(神経言語プログラム)といって、
アメリカでは心理学、ビジネス、教育などの分野で活用されているものです。
では教育の現場にフォーカスしましょう。

教室にはいろいろなタイプの生徒・学生がいます。
日本人は、「目」で理解するビジュアル指向が多いといわれますが
「耳」や「感覚(体験)」で理解するタイプももちろんいます。

特に「感覚(体験)」で理解するタイプは、じっくり考えて納得するタイプなので注意が必要です。
「目」で理解するタイプと比べると、どうしても反応が遅くなります。
もし教師が、「目」で理解するタイプですと、ミスマッチが起こる可能性があります。

(職場でもそうです。ビジュアル指向の上司・同僚ばかりがいるオフィスに、
 「感覚(体験)」で理解するタイプの人が入社すると、ちょっとキツイです。
 コミュニケーションがうまくできず、あるいは誤解されて、長続きしないということも…)

だから授業をする際は、そうした3タイプの知覚に訴えるような要素が必要です。
そうすればどの子どもにも対応できます。
アメリカの教育にはNLPが随分応用されていると聞きました。

私の授業は、PowerPointで「目」に訴え、効果音で「耳」に訴え、
かつ、書かせたり、両手で脳をイメージするなど、体感的な要素も取り入れるよう工夫しています。
TOSS代表の向山洋一先生の勉強会で、私なりに学んだことです。
こうして「フリーター・ニートになる前に読む本」ができあが ったのです。

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