根本直伝総合的な学習の時間
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根本正雄
(TOSS体育授業研究会代表)
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体育と総合的学習
新学習指導要領に総合的学習が入ってきました。総合的学習の内容についての例示は出ていますが、体育との関連でどんな実践ができるかについては明らかにされていません。そこで、「体育と総合的学習」についての実践をまとめ、紹介していただけたらと考えました。
総合的学習は、子供たちが自発的・自主的に問題を解決する資質・能力、すなわち生きる力を育てるとともに、学び方を習得することができるようにすることが狙いです。
総合的学習の授業づくりの原理・原則は次の三点です。
1.現代の私たちの社会が当面する問題と関わったテ−マを設定する。
2.教科の枠を超えた横断的・総合的な学習を行う。
3.児童・生徒が主体的・創造的に取り組めるように、児童・生徒の興味・関心に基づく課題、地域や学校の特色を重視する。
以上の原則に基づいて、総合的学習の実践例を示していただければ幸いです。
奈良女子大学教授の木村真知子氏は、体育の総合的学習として次の例を紹介しています。(『学校体育』1998.11月号)
1.「水と私たちの生活」という環境問題的なテーマで「ゴルフ場の開発問題」を取り上げる。
2.競技スポーツとニュースポーツを「用具の規格」と「障害限度」の観点で取り上げる。
3.環境・福祉的テーマとして「人や環境にやさしいスポ−ツづくり」に取り組む。
4.地域の高齢者の方々に協力をお願いして、子供たちが考案した「お年よりと楽しめるボールゲーム」を一緒にプレイする。
5.「遊びマップを作ろう」というテ−マで、校区の児童公園の場所を調べ幼児が一人で安全に3分以内で行けるのはどの範囲か調べる。
6.地域に伝わる伝統芸能を取り上げ、地元の保存会の方々に踊りを習い、運動会などで発表する。
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