ドキュメントコーナー


A.二重跳びのクラス全員達成!!

※藤沢芳昭氏の管理するTOSS体育縄跳び研究会のMLから紹介いたしました。入会は次のところです。
 藤澤芳昭http://www.eonet.ne.jp/~akikan/

【第1回 縄跳び&鉄棒セミナー2005年7月23日(土)神奈川県厚木YMCA】
http://homepage1.nifty.com/chinusuki/nawatetsu/nawatetsu-index.htm
 ご希望の方は、藤澤芳昭氏にお申し込みください。二重跳びの指導法や鉄棒、縄跳びの指導法についての講座が行われます。
 実技を通して行いますが、見学されても結構です。ご参加お待ちしています。

東京都 吉田れいか

 あしたは最後の体育館体育です。子どもたちが満足して終われるように頑張ります。
 縄跳びのことで質問があります。私のクラスは二重跳びもあと一人で全員達成です。その一人は跳び箱で最後に跳べた子です。
 縄跳びは大好きで練習も沢山しているのですが2回旋目の縄がバシットひっかかります。回旋の音とフォームも良いと思うのです。
 ジャンプは低いのですが、その子ぐらいのジャンプで軽々跳べる子もいます。何回やっても同じフォーム同じひっかかりかたです。
 あしたはロイター板の上で跳ばせてみようかなと思っています。
 他の身軽な子は大丈夫でしたが危ないでしょうか?
 また有効な指導法はあるでしょうか。3年のうちに一回でも成功させてあげたいと思っています。
 TOSS体育の二重跳び指導法は追試しています。
根本正雄
 吉田先生のクラスの子どもは素晴らしいです。吉田先生の指導力も素晴らしいです。
 私は先日の教育技術学会で「日本の子どもに身につけさせたい5つの運動」という提案をいたしました。
 その中に跳び箱と二重跳びが入っています。開脚跳び、さか上がり、側方倒立回転、二重跳び、水泳25メートルを小学校卒業までに、全員できるようにさせたいと思っています。3年生ですでに2種目達成ですから素晴らしいです。
兵庫県 藤澤芳昭
吉田れいか先生、縄跳び研究会の藤澤芳昭と申します。

> 私のクラスは二重跳びもあと一人で全員達成です。

 なんとか跳ばせてあげたいです。フォームもいいということですが、一度その子の跳ぶ姿を正面から観察してみてください。
 ひょっとすると、左右の手首の位置が違っているかもしれません。片方が上がっていて、もう片方が下がっていないか確かめてください。もし、左右対称でないなら、それが跳べない原因だと思います。
 ロイター板を使うのは大丈夫だと思います。4年生を担任したとき、身長145cm、体重83kgの女の子が運動場で二重跳びができるようになりました。
 ロイター板もやりましたが、大丈夫でした。実践されてみて、どうだったかぜひお知らせください。
根本正雄
 手首の位置のずれには気がつきませんでした。確かにそれが原因かもしれません。吉田先生の跳べない子どもが、それでできるようになったら素晴らしいです。
神奈川県 村田淳

 吉田れいか先生、ロイター板の縄跳び、危険かどうかはその子の動きをみなくてはわかりません。
 でも、躊躇しても始まりません。やらせてみて、危なかったら先生の判断で変えてみる、くらいで問題ないです。
 はじめてのロイターならば、練習ステップを低くしてあげる方がよいです。
 ジャンプだけから始めて下さい。いきなりロイターで二重とびをさせるのではなく、ロイターのフワッと感に慣れる必要もあります。(このとき、ロイターの上で膝が曲がったら要注意。ロイターからの力を膝で吸収したら意味がありません。)
 後はロイタージャンプ空中拍手。ロイタージャンプ空中2回拍手。ロイタージャンプ空中でおしりを2回叩く。と少しずつ課題を変化させて、そのあいだにたくさんジャンプの経験をさせて慣らせてあげてください。

> また有効な指導法はあるでしょうか?

 言葉かけは、「空中でしゃがみこんでいいよ」と言います。あとは、手を観察してください。1回旋半で止まっていませんか。両手が体の前で着地していたら、手が止まっています。回しきっていません。「背中の方までぐるぐると回しきるんだよ」と言います。
 着地したとき、両手が体の前にあったら回し切れていません。背中がわまできていなければいけません。わかりにくかったら、グリップの先の方向をみると良いです。前をむいていたら、NG。後ろを向いていたら、OK。あとは、縄の長さ。短めが良いです。
根本正雄
 ロイタージャンプ空中拍手。ロイタージャンプ空中2回拍手。ロイタージャンプ空中でおしりを2回叩くという指導は適切です。いきなりロイター板で跳ばせないで、このような指導が大切です。「空中でしゃがみこんでいいよ」という言葉かけもよいです。
東京都 吉田れいか
 吉田れいかです。私の質問に対して、具体的で有効なご返信を多数いただき感激いたしました。
 同時に「あれども見えず」の状態で日々指導し、ポイントの絞りきれない練習をさせていたことが良くわかりました。
 早速今日、指導いたしました。以下わかったことと指導です。

1、回旋のバランスが悪かったです。
 藤澤先生のご指摘どおり、左右対称ではありませんでした。左手がやや下がり、動きが右に対して鈍いです。(やや動いているというぐらい)左手だけの回旋をさせました。

2、二重跳びのリズムが狂っていました。村田先生に教えていただいたとおりロイター板ではジャンプだけをしたあと二重跳びのリズムで2回拍手をしました。そうしたらこれが違っていたのです!なぜ気づかなかったのか、と思いました。
 2学期は毎時間のようにやっていたのですが○ちゃん以外はできていたので最近はやっていなかったのです。
 二重跳びらしい風きり音なのになんでできないのかなあと雰囲気で見てしまっていました。  
 ジャンプが低いからかなあと。(でもすごくうまい子のジャンプは低いです。ここで矛盾は感じていました。)   
 そこで ロイター板で高く跳ばそうと思い立ったのですが高く跳んでわかったのがリズムの狂いでした。
 ○ちゃんは頂点で1回、落ちながら1回たたいているので二回旋目がいつも同じタイミングでバシットかかっていたのです。「○ちゃんこうだよ」と向き合ってパチパチやっていたらわかってにこにこしてパチパチしていました。

3、ロイター板大成功!
 ○ちゃんは縄跳びは大好きなので喜んでロイター板で練習しました。大谷先生のアドバイスどおり反対でやりましたが怖がりもせずがんばりました。
 ジャンプで拍手、ももうちをした後、縄を持つと1回、あっさりできました。
 見ていた子もすごいすごいと大騒ぎでもう一回、もう一回とやっているうちに2回連続でできました。そこまで10分もかかりませんでした。

4、正しい方法を教師は知るべき 
 半年以上の苦闘が、正しい指導法でやってみると10分足らずでできるようにさせてあげられるのかと、私もまた驚きでした。
 私は心のどこかに、無理なのかもしれないという気持ちがあったのだと思います。考え違いをしていました。

5、地面での成功を目指して
 あとは地上での成功です。根本先生に藤澤先生の貴重な資料を送っていただいたので、こんな心強いことはありません。
 来週、まだ外体育はありますので指導してみます。  

6、MLの皆様に感謝しています。
 私の拙い実践に対して温かい励ましのお言葉と的確なアドバイスをありがとうございました。今年のクラスは縄跳びが大好きで本当に楽しかったです。
 これもTOSSの二重跳びリレーやできるまでのスモールステップを下手でも追試したところ、子どもが乗りに乗って、自分たちで教えあいをするようになったからです。心温まる場面が沢山ありました。

7、体育大好き!
 私は子どもの変容がわかりやすく、できたときの心からの笑顔がみられる体育の授業が大好きです。○ちゃんの指導を通してさらに好きになりました。また教えてください。お願いいたします。  
根本正雄
 ロイター板で2回二重跳びができたとのことおめでとうございます。吉田先生の跳ばせる指導法の追求の成果です。ML研究会設立の成果です。
 直接その場に行かなくてもMLを通して、指導法についてツーウェイができるのがねらいです。吉田先生のおかげでMLの皆さんが二重跳びの指導について学ぶことができました。
 多くの先生方に「体育大好き!」になってほしいです。そのために縄跳びMLを活用してください。
兵庫県 藤澤芳昭

 吉田れいか先生、おめでとうございます。よかったですね。
 その子は家に帰って一番に二重跳びができたと家の人に報告したことでしょう。
 メールを読ませていただいて、一番のネックがこれだったのかと思いました。

> 2、二重跳びのリズムが狂っていました。
 ロイター板で跳ぶと滞空時間が延びますので、それでリズムの狂いが分かるというのは、なるほどと納得いたしました。
 これは地面や体育館の床でやっていては分からないほどのかすかな狂いだったのでしょう。
 ロイター板の新たな有効性を吉田先生の実践で学ぶことができました。感謝いたします。私も勉強になりました。全員達成、おめでとうございます。


戻る