根本直伝教師修業
TWO-WAY/小学校/教師修業/根本直伝教師修業/全学年/向山洋一氏の生き様から自分を磨く/子供は枠をはみだして成長していく
根本正雄
(TOSS体育授業研究会代表)
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子供は枠をはみだして成長していく
子供は枠をはみだして成長していく (向山洋一氏)
1992年12月26日、27日と東京で第12回法則化本合宿が開かれた。
2日目の最後の講座は、「向山先生実践上の質問に答える」であった。
瀧沢広人氏から「生活班、班のまとまりをつくるにはどうしたらよいか」という質問が出された。
リーダーがいなくて困るという内容であったが、これに対する向山先生のアドバイスは素晴らしかった。
リーダーは生まれるものです。やることがある時に出てくるものです。
やりたいことがない時には、先生が作ってあげないといけません。中学の遊び文化を作っていくのです。
水族館係、蛇を持ってきて生き物係を作るなど、枠を破るものがないと動きません。
「リーダーは生まれるものです。」の言葉にハッとした。
リーダーは作るものであると考えていたからである。生まれるためには、何かを仕掛けていくのが原則であるという。
向山先生は、枠を破るものの例として新聞係の話をされた。
普通の新聞ではなく、アングラ新聞、個人対個人、何の文句を言おうが構わない新聞にして いく。
おもしろい物をやっていったら、子供は食いついて来るという。
見て見ぬ振りをしていくのです。子供は枠をはみだして成長していくのです。
それを保証していく中でリーダーは育っていきます。
あぶなっかしさを感じない文化はいけません。
「子供は枠をはみだして成長していくのです 」の言葉には、ぎくりとした。
自分の枠の中で指導してきたからである。むしろ、枠をはみださないようにしてきた。
これは子供の指導だけではなく、教師の指導でも当てはまる。校長が、枠の中だけで学校経営を行っていたのでは、活性化は生まれてこない。
枠を飛び越える教師を認めていく時、学校は生き生きとしていく。
学級会の話し合いがうまく行かないという質 問に対しても同じように話された。
学級会のテーマを楽しいことを決める内容にし、あぶなっかしいことを決めていくのだという。
例えば、カラオケ大会の話し合いをする時、 「40分間で決めないとやらない。」という厳然とした決まりを作っておく。
そうすると、活発な意見が出て学級会が盛り上がっていく話をされた。
子供は枠をはみだして行く時、成長していくことを学んだ。
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