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根本正雄(TOSS体育授業研究会代表)


. バスケットボールの授業・活動構成のヒント

1.

 バスケットボールの授業をどのように構成するかという問題がある。
 子供は「先生、ゲームをしようよ」とゲームをやりたがる。勿論ゲームをしてもよいのだが、いつもいつもゲームをしていたのでは授業の質は高まらない。
 逆に技能が高まらないとゲームが出来ないと考え、基礎技能づくりだけ行なっている場合もある。
 ゲームがしたいという欲求が満たされないために、楽しい授業にはならないことがある。
 よい授業、楽しい授業には一つのリズムがある。そのリズムに沿って授業をしていくと子供は技能も高まり、満足感を得ることができる。
 バスケットボールの授業では、どんな活動構成をしたらよいリズムが生まれるのかを検討することが大切である。
 そのために、1時間の授業の活動構成のヒントをどのようにしたらよいかという問題を取り上げた。

2.

 千葉県の小川勉氏は、1分間シュートゲームを授業の最初に必ず入れてから行なうという。
 毎時間行なうことによって、子供は自己の技能の変化が分かり意欲を持って取り組んでいく。
 そのあとゲームを行なえば、シュート練習が生きていく。しかも1分間シュートゲームはグループ対抗であるから、単なるドリルではなく楽しく出来る。
 1分間シュートゲームの結果とゲームの得点数の相関を子供に示していけば、子供の関心・意欲は高まっていく。
 一時間の授業の流れに一つのリズムが生まれる。

3.

 佐賀県の波戸内勝彦氏は、一時間の流れをテープに入れておいて子供が自主的に活動できるように工夫している。
 ゲームの時間をテープで知らせていくのである。そうすると、いちいち教師が指示しなくても子供は切り替えが出来る。
 テープが授業のリズムを作る。全ての単元をテープで行なうことは不可能であるが、バスケットボールの活動構成を学習する一つの方法です。
 変化のある活動構成にすることによって、授業が活性化する。どんな活動構成にしたら子供が楽しく、生き生きと学習するのかを明らかにしていく。


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